エゾ庭あそび

北海道の主婦のブログ

まさかの川崎病

実は3月28日(水)の夕方に娘のプリンちゃんが首が痛いと訴えていた。

寝違えでもしたのかな?でもそれなら朝に言いそうなものなのになぁ?と思っていたら遊んでる時に息子アオオニくんの手が少し首に当たったというだけでギャン泣き。

アオオニくんは発達障害があるけど、低緊張の子なので力が弱い。

正直、3歳のプリンちゃんの方が力がある(汗)。

そんなに強く叩けるはずがない(素手なら)し、普段ちょっと転んでもケロッと起き上がって遊び続ける強い子プリンちゃんなのに変だなと思った。

案の定その日の就寝後にプリンちゃんが高い熱を出した。38度後半。

翌29日(木)の日中、かかり付けの病院を受診。相変わらず首の痛みを訴え熱も高い。見た感じも触った感じも首は腫れていない。医師も首をひねる。耳下腺ならおたふくかもしれないけど、首の部分を痛がってるし、顔はもともとほっぺがポッチャリしててよくわからない。とりあえず抗生物質を処方された(でも本人、苦くて飲めず)。

翌30日(金)も熱が続いた。

首が痛いとか、高熱が続くってなんだろ?と思ってちょっと検索したら「川崎病」が最初に出てきた。

画像検索で出てくる川崎病の症状はイチゴ舌とか両眼結膜の充血、発疹、手足の腫れ、唇が真っ赤になるとかで見てて痛々しい感じのするものばかり。プリンちゃんは首の痛みと熱以外どの症状も出てないから、違うのかもしれない。そのまま様子をみることにした。

その夜は寝る頃からぐずりがひどく、今度はずっと「お腹痛い~」と訴えていた。高熱のせいで食欲なくてあまり食べれてなかったので余計腸の動きが鈍って調子が悪いのかもしれない。今夜は様子見で午前中にまた診てもらって点滴でもしてもらったら元気になるかもなーと軽く考えていた。

31日(土)AM3時ごろ喉が渇いたと起き出してジュースを飲んだ。ところが横になってから気持ち悪いと言い出し、寝たままゴブォッと噴水のようにジュースを吐き出してしまった。

ジュースが後頭部側に流れ髪がべっしょりになったので、タオルで拭いていたら手がうなじ付近に軽く当たった。そこでまさかのギャン泣き。首の後ろまで痛くなっていたのでこれはおかしい、いつもの風邪の症状とは違うことから市立総合病院の救急外来に電話した。病院で診てもらえることになり救急外来へ。

電話では今日の当直医師は小児科医ではないと伝えられてたけど、着いたらそこの看護師さんから「小児科の先生来てくれるそうです。」と伝えられた(これがほんとにありがたかった)。

小児科の先生にこれまでの経過を伝えた。診察の途中で娘の手の指の第一関節から先が赤みを帯びてることに気づいた。昨日まではなかったはず。それも先生に伝えた。

 

診察後、開口一番に小児科の先生から「お母さん、川崎病て知ってますか。」と言われた。「・・・全身の血管の炎症の?」と返したら、少し驚いた顔をした後「僕ら医師は首の痛みと続く高熱でまず川崎病を疑うんです」と。

そして血液検査をすることになった。

インフルエンザと溶連菌の検査もしたけど陰性だった。

   

CRP8.8、白血球は13600とそれぞれ高く、

特に肝機能がファッ!?みたいなことになってた(汗)。

AST(GOT) 849(基準値は7~38)IU/L

ALT(GPT)  189 (基準値は4~43)IU/L

LD              815(基準値は100~210) IU/L

先生が川崎病で見られる結果ですみたいなこと言ってた。

先生「すぐ入院できますか」

私 「!!」

マジか・・・。まさかこんな大事になるなんて・・・。

てのがその時の正直な感想。

先生「抗生物質で熱が下がるようなら違うんですが、下がらなかった場合は川崎病の可能性があるので、経過を診てガンマグロブリンを使った治療を行うことになるかと思います。」

ちょうど飲み薬の抗生物質が苦くて飲めてなかったので点滴で入れてくれるとのこと。

そして入院になった。時間はAM5時位だったかな。

これで一安心と思いきやその後が大変。おうちに帰りたいコールが事あるごとにずっと続く。

親的には点滴もしてもらえるし何かあったらいつでも先生に診てもらえるから入院できて良かったんだけど、子的には診察や痛い採血も終わったしもう早くおうちに帰りたいと。病気を治さないと帰れないことを説明した時に子が見せた絶望の表情・・・。親としてはかわいそうでなんとかしてあげたいと思うけど今は入院して経過をみることしかできない。

帰りたい病も起こした子に付き添わなければならないという大変な事態に・・・。

 

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