エゾ庭あそび

北海道の庭初心者のブログ

自閉症の長男(2)療育開始~母子入院?

自閉症の長男(1)」のつづきになります。

1歳8ヶ月頃から週1でこども発達支援センターに通うようになってからの長男の様子です。

 手や足が汚れるのを異様に嫌がる

手や足が汚れるのを極端に嫌がる長男アオオニくん。

絵の具遊びで先生から足にペタッと絵の具をつけられると汚れるのが嫌なのか固まってしまいます。他の子は先生の真似をして自分の手や足にも絵の具をつけたり更には手に絵の具を塗って紙に手形や足型を押しつけて遊んでいましたが、長男は紙以外に塗ろうとはしませんでした。

また、スライムなどべたつくものが手につくと泣いたり慣れてからもすごく嫌そうにしていました。

  足の甲をつけないハイハイ

皆でハイハイする時、手と膝だけ床について膝より下の部分は浮き上がらせて足の甲を床につけないスタイル(下の図のオの型)でいつもハイハイしていました。これも自閉症の子で見られるハイハイの型の一つ(全てがこの型ではない)だそうです。

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  後追いをしない

後追いは一般的に生後9ヶ月頃から始まるといわれています。

これが長男にはありませんでした。幼児の療育はお母さんと一緒に行いますが、ちょっと先生に任せてトイレに行ってもあまり泣かなかったです。
「後追いは赤ちゃんがママのことを『一番絆の強い特別な人』と認識した証し」

なんて赤ちゃん雑誌などに載ってたりするのを見かけると自分は母親として認識されていないんだなと落ち込みました。

療育で「お子さんをギュッとして下さい。」と言われて皆でギュッと抱きしめる時にも他の子はお母さんの腕の中でうれしそうにしてるのに長男は嫌な顔もしくは無の表情をするので毎度自分は必要とされてないと感じ泣きそうになるのを笑顔を作ってこらえていました。

  一定の大きさ以上の固形の食べ物を口にしようとしない

当時はおやつの時間があったのですが他の子がおいしそうにぺろりと食べ終わる中、ゼリー以外食べようとしないので仕方なくスプーンにボーロをのせ牛乳を1,2滴たらしてやわらかくしてから口元に運んでというやり方で少しずつ慣れさせていきました。

少しだけ食べるようにはなりましたが、あまり好きではないようでした。

そして食事は相変わらず刻み5ミリ位の離乳食で量も食べてくれなかったのでミルクを続けていました。でもこれ以上ミルクを続けるのは本人の発達によろしくないと思い、ギャン泣きするのを2,3日耐えてなんとか2歳を少し過ぎたところでやめさせました。かんしゃくを起こし泣き喚いて大変でしたが。

ミルクをやめて少しは食べる量が増えましたが、ほんとうに少し。水分もミルクの時に比べてあまり取ってくれず。相変わらず赤ちゃんせんべいなどのお菓子も口にしようとしない状態が続き脱水や栄養不良を心配しました。

 その他気になったこと

療育中は手遊びや体操を真似しないので、いつもわたしが長男の手を持って動かしていました。

2歳を過ぎてから家でテレビのいないいないばぁを見ながらダンゴ虫の歌の時に一緒にハイハイを少しだけ真似してましたが、複雑な踊りなどは無理でした。

2歳頃の長男が療育での自由遊びで好んだのは「くるくるチャイム」という玩具で、玉を上部の穴に入れるとクルクルまわりながら転がっていき下についたら音がなるのですが、それを無心で繰り返していました。また扉を開け閉めしめするのを繰り返す遊びもよくしていました。積み木を電車に見立てて遊ぶなんて長男には高度過ぎて無理でした(母子手帳の2歳頃の発達の質問欄に載ってるので普通は2歳頃にはできるのだと思います)。

  絵本を読み聞かせようとしても読んでいる途中でページを勝手にめくり出したり興味がないのか途中で立って他の玩具の所へ行ってしまいます。その玩具(ミニカーなど)も教えても本来の使い方をせずに、自分の顔の前~横辺りの空中で横に動かしてそれを横目で眺めるといった変わった使い方をしていました。

変わった遊びと言えば、その場で1人でくるくる回り続けることを家でしょっちゅうしていました。

2歳の誕生日に少しでも体を動かして欲しいと思い奮発して室内用の滑り台とブランコが付いたジャングルジムをプレゼントしましたが、滑り台の上に座らせるとそのまま固まって動かないのでしばらく無用の長物と化していました。

 言葉は1歳過ぎた頃はまだ発語がなく、「マママママ」とか「パパパパパ」と音を発声はしてましたが、ママに向かって「パパパパパ」とかも言っていたので、意味はなかったと思います。2歳になった頃に話せた言葉は(「パパ」「ママ」「わんわん」「耳」「ブーブー(車)」の5語で、まだ2語文はありませんでした。こちらの指示はわかるようで椅子を運んでと御願いすると自分の子供用椅子を運んでくれました。でも自分からは手振りや指差しはもちろんクレーン現象などの意思表示も全くしない子でした。

 お気に入りのタオルがないと寝られなかったり興奮した時にクールダウンできないのでタオルをなかなか洗濯できず、洗い替え用に同じタオルをまた買うはめに。そのタオルの模様と感触が好きなようで、他のタオルだとダメらしかったので(こだわりが強い)。

 

2歳1ヶ月過ぎに支援センターにコドモックルの医師が来て長男を診てくれ、まず「体が柔らかいね」と言われ、いわゆる低緊張もあることが判明しました。

低緊張とは、自分の体を支えるための筋肉の張りが弱い状態のことをいいます。専門的には、筋緊張低下症といわれており、その状態の子どもをフロッピーインファント(floppy infant)ということもあります。フロッピー(floppy)とは「ぐにゃっとした」、インファント(infant)は「子ども」という意味で、それらをつなげた言葉です。

低緊張の子どもは動くのを嫌がることがあります。筋肉の張りが弱く、体がぐらぐらとするために体を動かすことに対して不安を抱きやすいのです。
また、低緊張の子どもは、疲れやすいという特徴もあります。というのも、不安定になる姿勢をなんとかまっすぐに保とうとするために、力が入る部分を過度に緊張させるからです。そのような行為が生活の中で幾度となく繰り返されるため、体の筋肉がアンバランスになることもあります。
低緊張には2つの種類があります。一つめは、良性筋緊張低下症といわれるもので、生後間もなくは、体がだらんとした状態にあるものの、発達の経過とともに低緊張が改善される場合です。二つめには、何らかの疾患や障害があり、その症状の一つとして体がだらんとした低緊張の状態が現れる場合です。例として、筋ジストロフィーダウン症候群などが挙げられます。

 

食事を嫌がり食べてくれないことや発語が遅い気がするのを伝えると「入院しますか」と言われました。リハビリを目的とした1ヶ月の母子での入院を勧められました。

突然1ヶ月も母子で入院と言われるとは思っていなかったのでまずは外来で診てもらえるように御願いしました。

 その後、診察時にまた母子入院を勧められたので10月に予約しました。

入院するまでの2ヶ月でまた長男は成長していました。

絵を全くかけなかったのですが、教えたらミカンの絵だけは描くようになりました。

どこで覚えたのか「ばか」と言ってみたり。

2歳4ヶ月で文字に興味をもち、いもとようこさん絵「あいうえおのえほん」(金の星社)を何度もめくりながら自分でも声を出して文字を言うようになっていました。

 

夫がyoutubeでアルファベットの歌と文字の動画を見せたようで興味を持ち、ローマ字表記のうちの表札を見て「ABC!」と言ったり(アルファベットだ!と言いたかったんだと思います)。

外出時に支援センターの駐車場にある他の車のナンバープレートを見えた端からひらがなだけ順に「な!」「さ!」「か!」という感じで指差ししながら読み上げていってました。

2歳5ヶ月でようやく、ボーロを前歯でかじれるようになりました。

2語文も出てきて、寝ているパパを指差して「パパ、ねんね」と指を差して言ったり、パパが帰ってきたら「パパ、きた」と言ったり。(その当時は本当にパパっ子でした)

ろうそくの炎を見て「きれいね、黄色」と言い出したり、急に成長したような感じでした。

 

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