1年前の3月31日に娘が川崎病と診断されて即入院になったのが地味にトラウマです。
地名からきてるんではなくて、人名(病気を発見した医師の苗字)からきてるんですよね。
まぎらわしい。知らない人は公害病みたいなイメージが浮かぶのではないでしょうか。
原因不明の全身の血管の炎症によってさまざまな症状がおきる病気で、4歳以下の乳幼児に多く(といってももちろん例外もあるので小学生でも油断大敵)、発熱が10日以上続くと冠動脈瘤ができやすくなるので少しでも早く炎症を抑える治療が必要です。
なので発熱から10日以内に治療を行うのが理想です。
重要視されているのは冠動脈瘤です。悪化すると心筋梗塞など突然死を起こす場合があるからです。
ただ、はじめに出る症状が典型的ならわかりやすいのですが熱だけだと風邪と区別がつきづらいんですよねー。
典型的な症状でも日を追うごとに小出しで出てきたりするのがまた厄介なところ。
とりあえず熱が3日以上つづく時は今後とも気を付けようと思っています。再発することもあるそうなので。
だから川崎病が散見されるこの時期はドキドキしてしまいます。
ツイッターで「川崎病」で検索するとこの時期はよく「入院した」とか多いんですよね、不思議なことに(川崎病は感染する病気じゃないのに)。
一説には風邪やインフルエンザなど他の感染症の影響で免疫系に異常を起こして発症するのではないかと言われています。
その説は妙に納得なんですよねー。だってその年は娘はインフルにも風邪にも罹患していたので…。(被ばくウンヌン言うトンデモ説は私は全く信じてないです、はい。)
うちの娘(当時3歳)の場合、下記過去記事にあるように「首がいたい」と突然言い出してから高熱が3日以上続き「おなかがいたい」「気持ち悪い」(その後、嘔吐)でなにかおかしい...と心配になり総合病院の救急外来に電話をしてすぐ連れて行きました。
そこで血液検査をしてもらうと炎症反応も高かったのですが、肝機能が異常な数値になっていたので川崎病が濃厚ということで即入院となったんです。
詳しくは下の過去記事「まさかの川崎病」をご覧ください。
下記過去記事で川崎病の一般的な症状その他をまとめています。
一般的な診断基準とうちの子の場合についてですが、今読み返してもその症状だけでよく川崎病だとわかったな、と総合病院の小児科の先生には敬服させられます。
今年は我が家は誰もインフルエンザにかからず、とても平和でした。
健康第一!