前回のブログで紹介したジギタリス ‘メルトネンシス’の後ろに咲いている青紫色の花が
ゲラニウム ‘オリオン’です。
これで1株なんです。
花が咲くとまた茎をのばして花を咲かせて・・・というように
どんどん横に広がるので結構他の植物に絡んでくるんですよね。
昨年、近くのホーマックでゲラニウム‘オリオン’が半額でたくさん売っていました。
売り場では茎がヒョロヒョロに徒長していてこれは人気出ないなと思ったのですが、
その場でスマホで検索すると『Award of Garden Merit 賞 受賞の優良品種』というワードが出てきて、本当はすごい花なのか~と肩書に弱いゆうゆうは苗を3つも買ってしまいました。あ、もちろん肩書だけではなく、どんな風に咲いているかも画像検索してから購入しましたよ(;'∀')?外に植える分には徒長しなさそうだったので購入したんです。
・・・ただ、3つも買えば庭が絶賛あおむらさき祭りになるのはお分かりいただけるかと思います・・・(-_-;)
↓ 植えたばかりの昨年は少し寂しい感じの咲き方でしたが
↓ 今年で2年目なので根がしっかりしたのか地上部も大きく成長してます。
オリオンは ゲラニウムにしては花径が大きい方で5センチくらいです。
花付きもいいし次々咲くのでなかなかにいい品種だと思います。
冬にいったん地上部分が枯れるのですが、ゲラニウム‘オリオン’は耐寒性が強い(ハーディネスゾーンナンバー3)ので雪解け後に芽が出てくるのが早くそしてその後も寒い中でも成長してくれます。
↓(2019年5月15日撮影)
上の写真で左側の黄金葉(黄緑色の葉)がゲラニウム ‘ ブルーサンライズ ’で
右奥がゲラニウム ‘オリオン’です。オリオンの方が少し株が高くこんもりして(ドーム状になって)ます。
同じゲラニウムでも耐寒性のやや弱いブルーサンライズ(ハーディネスゾーンナンバー5)の方はワンテンポ遅れての成長になるためまだ花が咲いていません(例年7月には咲いています)。
ゲラニウム‘オリオン’は晩秋に紅葉もするので(地域差があるそうです)葉の色も楽しめます。
↓(2018年10月25日撮影)
朝晩冷え込んだり急に季節が逆戻りして寒い日が続くような北海道には
ゲラニウム ‘オリオン’は強い味方。
本州に比べると春が遅く冬が早く来てしまう北海道なので、オリオンのようなハーディネスゾーンナンバー3でさらに開花の期間が長く、葉も紅葉するという植物は非常にありがたい存在です。